CHRISTINA/RED BEAT
タイのポップスへの入り口はプンプアン・ドゥアンジャンで決まりのように言われていた時代がかつてあった。そんな神話を見事に塗り替えたのがこの作品。
ディープなタイの歌謡世界は後からいくらでも体験すればいい。しかし、とにもかくにも聴き始めはまずこれからだ。これを聴いて、まず度肝を抜かれてほしい。水準の高さを思い知ってほしい。タイのポップスに敬意を払ってもらいたい。しかる後に、モーラムでもルークトゥンでも聴いていただきたいとそう思う。ずぶずぶと深みにはまっていただきたいと切に思う。
というわけで、タイ語に堪能な方がいらしたら、ぜひ曲名をカナ表記していただけないかと、ここでお願いしてしまうのであった。
2002.01 |