CLANNAD/2
次作の『DULAMAN』とともに、クラナドの最高傑作に挙げられることの多い74年のセカンド・アルバム。
ここでも心洗われる気がする1曲は、やはりオカロラン作の「ELEANOR PLUNKETT」だ。半年も練習すれば誰でもこの程度のことはできそうな、そんなつたない演奏ぶりだが、だからこそ曲そのものの美しさが際立つともいえる。この曲と同化したいがゆえに、ぼくはティン・ホイッスルを買ってしまったほどだ。多くのアーティストに取り上げられている曲だが、ぼくにとってはここでのものが今だにベスト・テイクである。
2002.03 |