CLANNAD/IN CONCERT
ぼくが所有しているのは87年にCD化されたもので、そこにはなんの記載もないのだが、79年の作品らしい。
タイトルが示す通りのライヴ・アルバムだが、拍手や歓声がなければ、それとはちょっと気づきにくい。よくいえば、スタジオ録音とまったく遜色のない演奏。いいかえれば、スタジオでも過去3作まるで背伸びしていなかったことがよくわかる。
10分に及ぶ白熱の「NIL SE'N LA」がおそらく最大の聴きものということになるのだろうが、「DOWN
BY THE SALLY GARDENS」の純朴さも捨てがたい。ほどよい小ささのホールの、いいコンサートだったことがよく伝わってくる。
2002.03 |