OFRA HAZA/SONGS FOR CHILDREN
クレジットを見ると93年にCD化されているようだが、アナログ盤としての初回リリースは当然そのはるか以前だろう。音は古いし、明らかに声も若い。
はっきりいって他愛ない曲もなかにはあるが、素朴で楽しげな短い曲がずらりと30曲並ぶのは、それがタイトル通りに子供向けの歌だからだろうか。確かに遊び歌のように聞こえるものもあるし、さらに深読みしてみればお絵かき歌といったものも含まれているのかもしれない。
若き日のオフラは歌のお姉さんだったのではないか。そんな楽しい想像さえ誘う、異質で貴重な1枚である。
2002.02 |